活用したいiPhoneの基本機能

はじめに

みなさんは、iPhoneに搭載されているさまざまな機能を活用できていますか?この記事では、多くの人が普段使っているであろうアプリや機能を用いたiPhone活用術を紹介します。ぜひ、最新のiOSにアップデートした上で試してみてください。

活用したい基本機能

メールアドレスをたった3文字で入力する

『キーボード』のユーザ辞書を活用します。

ユーザ辞書とは、漢字変換や定型文を事前に登録できる機能です。多くの人は、人名などを登録しているのではないでしょうか。

設定>一般>キーボード>ユーザ辞書

もしくは

キーボードの地球儀マーク長押し>キーボード設定>ユーザ辞書 

を開きます。

地球儀マークを長押し
キーボード設定

「よみ」に手打ちする単語、「単語」に登録したい漢字や定型文を入力します。
たとえば、「よみ」に『めあど』と入力し、「単語」に『xxxxx@example.com(実際のメールアドレス)』を入力すれば、キーボードをアルファベット入力に変えてメールアドレスを手打ちするという毎回の手間を省くことができます。

これで、メールアドレスを入力したい場所に『めあど』と打ってみてください。『めあど』のたった3文字だけで予測変換にメールアドレスが出てくるようになるのです。
特殊文字でも同様に設定できます。

たとえば上記のように入力します。
すると、『あっぷる』と入力する
だけで、特殊文字のが現れます。

読めない漢字を打ち出す

『キーボード』を活用します。ユーザ辞書と同じく、

設定>一般>キーボード>キーボード>新しいキーボードを追加 

から、「簡体中国語」を選択し「手書き」で設定します。

ここから、
新しいキーボードを追加します。

そうすれば、読み方がわからない漢字が出てきた際に、手書きでその漢字を書けば、候補の漢字が出てくるので、調べるのに便利です。

簡体手写を選択します。
上記赤枠内に漢字を手書きします。

写真の中にある文字をコピペする

『写真』アプリのテキスト認識表示を活用します。
撮影した写真に写る文字を長押しすれば、このように文字認識され、コピペも可能です。

例えば、お店で見た洋服の品番を撮影しておけば、わざわざ写真を見ながら文字入力することなく、コピペですぐにお目当ての商品に辿り着くことができます。シリアル番号の入力などにも役立ちます。

パートナーや家族に写真や動画を自動で共有する

『写真』アプリの共有ライブラリを活用します。
共有ライブラリは、iPhoneの写真アプリの機能のひとつです。自分以外に最大 5 人と写真や動画を共有できるので、カップルや家族におすすめの機能です。共有する写真は選択することができ、画質そのままで共有できます。イメージとしては、カメラロールの一部を参加者で共有するといったところです。設定をしておけば撮影と同時に自動で共有することもできます。データの保管については、共有ライブラリ作成者のiCloud ストレージが消費されます

写真をアルバムで共有する

『写真』アプリの共有アルバムを活用します。
共有アルバムは、iPhoneの写真アプリで特定の人と写真やビデオを共有する機能です。共有アルバムは、アルバム作成者や参加者のiCloudストレージを消費しませんが、他のトークアプリと同様に画質は若干低下します。参加者はアルバム毎に選択できます。わざわざ他のアプリを開かずとも、すべての共有アルバムを写真アプリのみで一覧で確認できるため、過去の写真を遡るときにも便利です。

予定を共有する

『カレンダー』アプリを活用します。
実は外部アプリをインストールせずとも、Apple純正のカレンダーアプリで、予定を共有することができます。純正アプリを使うメリットは、そのスマートさ。勤務時間など繰り返す予定の場合は予測入力が使えます。旅行の際は、フライトや宿の予約メールからSiriがカレンダーへの追加を提案してくれます。また、スケジュールの通知時間の設定や添付ファイル、URL、場所などの情報を追加できるので、目的地の詳細や待ち合わせ場所までのナビなど、一括で管理できるのも魅力的です。

いつでもどこでも待ち合わせできる

『探す』アプリの位置情報共有を活用します。
友達とテーマパーク内で合流したり、初めて行く場所で待ち合わせたりするときなどに位置情報の共有は便利です。iPhoneでは、位置情報を1時間だけ共有する機能があります。この機能を使えば、待ち合わせのあと、位置情報の共有をやめることを忘れていても、1時間後には自動的に切れます。これなら、他人と位置情報を共有するのに抵抗がある人でも使えそうです。
また、ご家族と位置情報を共有しておけば、万一連絡がつかない場合に、居場所を知る手がかりになるかもしれません。

iPhoneでコピーしてMacにペーストする

『ユニバーサルクリップボード』という機能を活用します。
この機能は、iPhoneと併せて、iPadやMacを所有している人向けです。同じApple IDでサインインしていれば、あるデバイスでコピーしたものを、別のデバイスでペーストできます。同じ文章を打ったり、AirDropしたりする必要はありません。

AirTagで大切なものを肌身離さない

AirTagは、持ち物に付帯させておくことで、iPhoneの『探す』アプリからその持ち物の位置を常に把握できる製品です。インターネットが届かない環境でも最新の位置情報を得ることができます。そんなAirTagの活用法を紹介します。
・車に置く
車の位置を具体的に教えてくれるので、すぐに見つけることができます。アウトレットや大型ショッピングセンターによくある広大な駐車場で特に役立ちます。盗難にも備えられます。
・万が一に備える
海外旅行時にスーツケースやバッグにいれておけば、万が一、ロストバゲージや荷物の取り違えがあったときの追跡に役立ちます。また、普段使いしておけば盗難時にも有用です。

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ちなみにストーキングなどAirTagの悪用が疑われる場合には、追跡を受けているiPhoneが持ち主に通知する仕組みになっていますので、安心してください。そして物は正しく使いましょう

おわりに

iPhoneの便利機能について紹介しました。普段何気なく使っているアプリのポテンシャルに気づいていましたか?わたしたちの知らない間にも、日々のアップデートでアプリは進化を続けています。ぜひみなさんも最新の機能を試してみてくださいね。

この記事の内容は執筆当時のものです。最新情報はご自身で確認してください。

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