はじめに
フライト中、決して広くはない空間で少しでもゆったりくつろぎたいもの。長距離フライトなら、なおさらです。そこで、機内で快適に過ごすためのポイントをまとめました。

服装
服装は、シワにならず重すぎない生地がおすすめ。例えば薄手のスウェット地で羽織とのセットアップは、夜間冷え込む機内でも快適ですし、着陸後そのまま観光地へ向かう際もおしゃれに見えます。色味は、機内食等で粗相があった場合に備えて、グレーやネイビー等なるべく濃いものが無難です。機内食では、味をはっきりさせるために、カレーやパスタといった色の付いたソースがよく使われています。座席周りは狭いので、自分や周囲の人の身動き一つひとつが粗相のリスク因子になってしまうのは仕方のないことです。そのため、万が一こぼしたときにも目立たない色を選んでおくと安心です。
着圧ソックス
機内では座った状態が長く続くために、足がむくみがちです。着圧ソックスがあれば、足先の冷えの防止とエコノミー症候群の予防にもなります。

食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
エコノミークラス症候群の予防のために – 厚生労働省

むくみが取れると足も軽くなり、目的地到着後もスイスイ歩けちゃいます!
チャック付きの小さいバッグ
座席で使用するバッグがあれば、シートポケットにパスポートやスマホを忘れることがありません。注意点は、お気に入りのバッグではなく、チャック付きでかつ汚れても後悔しない小さめのバッグにすること。
機内は突然揺れることもあるため、口が開いているバッグだと中身が出たり物を落としてしまったりする可能性があります。さらに、暗い機内では足元が見えづらいために落とし物に気づかなかったり、意図せずバッグを踏んでしまったりすることも考えられるため、扱いやすいバッグがおすすめです。また、座席まわりは狭いためコンパクトなサイズのものを選びましょう。
充電器、ワイヤレスイヤホン
充電器は言わずもがなですが、最新の機体の場合、Bluetoothを搭載している場合があります。自分の使い慣れたイヤホンで、機内エンターテイメントを楽しめるチャンスです。また、Bluetoothを搭載していない場合に備えて、Bluetoothトランスミッターを準備しておくと便利です。


映画や音楽の事前ダウンロード
もし、すでに見たい映画や聴きたい音楽のストックがある場合、ダウンロードしておくとオフラインでも楽しむことができます。機内Wi-Fiが利用できる場合も多いですが、接続が不安定なので、事前ダウンロードが圧倒的におすすめです。
ネックピロー
長距離フライトでは、欠かせないアイテムです。機内で使う枕も侮るなかれ。寝心地で疲労度も変わるため、ぜひ自分に合ったものを選びましょう。空気で膨らむものだと未使用時はたたんでおくことができますが、使い心地ではクッションタイプの方が勝ります。特にYogiboはフィット感が心地よく、おすすめです。


スリッパ、歯ブラシ、保湿アイテム
長距離フライトの場合、必ず持っておきたいアイテムです。スリッパは、機内で準備されている場合もあります。保湿アイテムは、化粧水や美容液はもちろん、マスクも喉の乾燥を防ぐのに効果的です。特にのどぬ〜るぬれマスクはおすすめです。
おわりに
いかがでしたか。移動時間も快適に過ごすことで、旅をより充実させてくださいね。




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