事故直後の交通規制、迂回する?そのまま待つ?

事故直後の交通規制、迂回する?そのまま待つ?

はじめに

交通事故による渋滞は、誰しも経験があるかと思います。本来なら、カーナビが渋滞を考慮した最適な経路を案内してくれるはずですが、もしも事故直後に出くわした場合、カーナビに頼ることもできません。そんなとき、迂回するのと 交通規制解除を待つのとで、どちらが早いのかを経験をもとに記事にしてみました。

過去に事故直後の現場に遭遇

私は、旅行先で目的地まで向かう途中に一般道で事故現場に遭遇しました。タイミングとしては、最初にかけつけたパトカーや消防車両と同着でした。警察官から迂回を勧められましたが、田舎道だったので迂回路は1つしかない上、目的地までの所要時間が約1時間上乗せされます。なんとなく大事故ではなさそうな雰囲気もあり、少し悩みましたが、迂回路を選択しました。事故現場を越えた場所に到達した時点では、交通規制は継続中で、負傷者を搬送するところでした。結果的に、迂回路を選んで正解でした。

この経験から学んだこと

状況から事故の規模を推測する

・警察車両や消防車両の数
・複数台の車両が絡む事故
・複数人の負傷者がいる
・事故の場所(トンネル内、交差点など)
以上の情報などから、なんとなく事故の規模を推測できるかと思います。もちろん、規模が大きいほど事故処理に時間を要します。また、片側1車線などの狭い道路も、通行できるようになるまで時間がかかるかもしれません。

自分の感覚は当てにならない

とはいえ、わたしたちは交通事故に関してまったくの素人です。周りの雰囲気や外から見ただけではその深刻度を図ることは至難の業です。もちろん、事故の通報をするのも、わたしたちと同じ一般人の場合がほとんどでしょう。そうすると通報内容と実際の状況が異なる可能性も十分考えられます。以上より、現場経験が豊富で現状を最も把握しているプロの警察官の指示に従うのが効率的といえそうです。

事故による通行止めに直面したら

迂回することができるなら多少時間がかかっても迂回を選択するのが望ましいと言えるでしょう。事故現場の近くにいることで、さらなる事故に巻き込まれるなどのリスクがあるからです。迂回する際には、後続の緊急車両の進路を妨げないように注意しましょう。
事故現場が高速道路上等で迂回できない場合は、交通規制が解除されるまで待つことになります。警察官などの指示に従い、自身の安全を確保できる場所で待機しましょう。

まとめ

交通事故に遭遇した場合、基本的には交通整理をしている警察官の指示に従うのが最も効率的だと考えられます。事故は、誰にでも起こりうる出来事です。悲しい思いをする人をこれ以上増やさないためにも、ドライバーは周囲の車や歩行者に注意を張りめぐらせ、万が一交通事故に遭遇した場合には、迅速に警察や消防に通報し安全第一の行動を心がけましょう。

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