はじめに
一富士二鷹三茄子のひとつである富士山。せっかくなら新年の始まりに富士山を、と思っている人も多いはず。そこでおすすめなのが、富士本栖湖リゾート。ここでは、特に人気なダイヤモンド富士を堪能できます。この記事では、富士本栖湖リゾートにおけるダイヤモンド富士鑑賞のハウツーについてまとめました。
富士本栖湖リゾートのおすすめポイント
ダイヤモンド富士が手軽に見られる
駐車場から見物スポットまで、整備されたなだらかな勾配を5分ほど歩くだけ。寒いと行きたくなりがちなお手洗いも完備されています。
日の出時刻が遅い
関東各地の初日の出は、午前6時40分頃。しかし富士本栖湖リゾートでは富士山の頂上から日が昇るため、初日の出時刻は午前8時頃と遅めです。後述する駐車場問題はあるものの、車内でゆっくり待機できます。また、地平線の日の出時刻と時間差があるぶん空は明るくなるので、初日の出見物につきものの、暗い夜道を歩くこともありません。
ダブルダイヤモンド富士が見られるチャンス
富士本栖湖リゾート内にある竜神池に富士山が反射するので、風がなければ、ダブルダイヤモンド富士を見ることができます。竜神池にある噴水も、日の出前には止まります。
鑑賞スペースが広い
富士山までの距離が近く、春は芝桜まつりの会場となることから、視界を遮るものがありません。そのため、どこからでも富士山を眺めることができるので、早くから外でスタンバイする必要はありません。私たちが行ったときは、パーソナルスペースも確保できました。もちろん、個人の見物位置の指定もなし。しかし、ダブルダイヤモンド富士を見たい等場所にこだわる人は、早めにスタンバイしたほうがいいかも。
富士本栖湖リゾートに行くならココに注意!
駐車場を確保しよう
お正月のダイヤモンド富士は非常に人気です。2023年の元旦は朝4時から駐車場が開放されました。その時点で駐車場の空き待ちで並ぶことはなかったもののすでに車の大行列ができていました。そのためかなり余裕を持って出発しないと、駐車場が確保できず車中で日の出を迎える可能性があります。ちなみに駐車場代金は、車の台数ではなく、乗車人数×千円でしたので現金をお忘れなく。
寒さ対策を万全に
富士本栖湖リゾートは標高が高いので、日の出前の外気温は氷点下10度以上などよくあること。鑑賞場所にこだわるなら、そのぶん外での待機時間も長くなりますので、待ち時間に備えて手袋や帽子、カイロはもちろん、毛布などもあると快適です。
A. わたしたちは日の出の90分前に日の出スポットでスタンバイしました。その時点で竜神池周りには空きスペースがなく、ダブルダイヤモンド富士を見ることは叶いませんでした。しかし、池周りから一段上がったところの2列目にあたる場所で鑑賞することができ、写真撮影にも問題ありませんでした。見物スポットはなだらかな勾配になっているので、後ろの方でも支障はなさそうです。これらの情報を参考に、寒さと相談して無理のない計画を。
A. 山中湖は富士山の東側に位置するので、朝焼けでピンク色に染まる富士山が見られます。つまり、富士山と日の出の方向は正反対です。ダイヤモンド富士は朝日あるいは夕日によって見られますので、朝が苦手な人は、山中湖から夕焼けのダイヤモンド富士を眺めてみては。ただし冬は富士山の見える確率が高いとはいえ、夕方は朝に比べるとその確率は低くなるので注意しましょう。
A. 富士山と日の出を一緒に見たいなら、富士山の西側で。特にダイヤモンド富士に関しては、鑑賞時期が非常に限られています。そのため「お正月」の「早朝」に見られる場所を探しましょう。初日の出となると時間も早いので、そこまでの交通手段や駐車場の有無、年末年始の営業状況等のチェックも忘れずに。
おわりに
新年を絶景とともに迎える準備はできましたか?ぜひ素敵な年末年始をお過ごしください。