はじめに
日本には桜の絶景があふれんばかりに存在します。『遠方まで桜前線を追いかけたいけど、桜満開の時期を予想して旅行を計画するのは難しそう……。』と心配している人に向けて、見頃をねらうコツを桜景色とともに紹介します。
桜の絶景を見るために知っておきたい知識
開花情報を集める
桜の名所では、公式サイトで開花情報を日々更新してくれています。場所によっては、都道府県の開花宣言 (標本木に5輪以上の花が開いた状態) とは開花ペースが異なる場合もあるので、ていねいに開花情報を収集しましょう。
開花から満開までにかかる日数を知る
開花から満開までにかかる日数は、北上するほど短くなる傾向にあります。例年の満開日を調べて事前に日程を調整しておきましょう。そして開花情報をゲットしたら、下記の日数と、見頃が続く日数 (後述) をふまえて、予約を確保しましょう。
関西〜関東 | 約1週間 |
東北 | 約5日間 |
北海道 | 約4日間 |
桜の見頃が続く日数を知る
桜の満開は、8分咲き以上を指します。見頃は、満開になってから約1週間続きます。しかし開花後に風が強く吹いたり雨が降ったりすると、見頃の期間は短くなります。一方で、桜が開花してから気温が下がると、桜の持ちは良くなります。
SNSに掲載されている見頃写真をうのみにしない
なかには、SNSで開花状況がシェアされていることも。 しかし、過去の見頃写真を掲載している場合があるので、その写真が撮られたのはいつなのかという確認を怠らないようにしましょう。
桜の見頃情報に関するまとめサイトは複数確認する
桜の開花情報をまとめた記事はたくさんありますが、なかには随時更新がなされていなかったり、満開になった時点で更新を止めるサイトもあります。『まだ満開だから大丈夫。』と思って訪れると、すでに葉桜だったなんていうことのないように、1つのまとめサイトだけを信じるのではなく、複数のサイトを確認すること、公式サイトやSNSも駆使することをおすすめします。
桜の開花状況にあわせて、臨機応変に行動する
あまりにも例年と開花日がずれている場合、予定していた日に予定していた目的地に行くと、まだ咲き始め、あるいは、すでに散りかけの場合もあるでしょう。でも諦めないでくださいね。全国に視野を広げてみたり、同じ方面でも山間部など周辺より気温の低い場所を探せば、あなたのスケジュールに合った見頃の場所を見つけられるかもしれません。
航空券の決済を後回しにする
飛行機の場合、公式サイトで航空券を予約すると、航空会社によっては予約のみして支払いを後回しにすることができます。もちろん、支払いをしないと予約は確定しませんし、支払いを忘れたまま支払い期限日時を過ぎると、予約は取り消されてしまいます。しかし、変更不可チケットであっても、支払い期限日時までなら柔軟に計画を変更できるのは強みです。
おわりに
いかがでしたか。ぜひこの記事を参考に、全国の春の絶景を追いかけて、桜前線を北上しましょう!

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