はじめに
韓国は美容医療が進んでおり、日本よりも安く施術を受けられるのも魅力のひとつ。韓国アイドルのような美肌に憧れて美容医療を試してみたい人に向けて、体験談をシェアします(2023年8月時点の情報です)。

訪れたのは ソウルにあるダブルM皮膚総合病院
韓国在住の知人が実際に利用していたことが決め手となり、ダブルM皮膚総合病院を予約しました。利用客に韓国人率が高いこと、日本語通訳が充実していること、カンナム駅からすぐという好立地であることも、受診を後押ししてくれました。ちなみにこちらのクリニックは、院長自身がアトピー患者であること、またお子様もアトピーであることがきっかけで皮膚疾患や美容を専門としているそうです。
治療内容・価格・予約方法
ダブルM皮膚総合病院の公式インスタグラムで治療内容や価格の案内があります。また、予約はLINEで行います(公式インスタグラム参照)。LINEは日本語でのやり取りが可能です。

旅行の2週間前に、同行の友人と同時間帯での予約を試みました。すると4日間の旅程のなかで空きは1枠のみでした。観光のハイシーズンである夏休み等はもっと予約が取りにくくなることが予想されますので、早めの予約をおすすめします。
もしもホクロ除去(1個あたり約500円!)やレーザー治療を考えているなら、事前にこちらの皮膚再生テープをオンライン購入しておくのをおすすめします(オリーブヤングでは全店舗において取り扱いなしとのこと)。ダウンタイムやニキビに効果的だと担当の女医さんからおすすめされました。
施術までの流れ
受付でパスポートを提示したあと、日本語通訳の方(韓国語を話せる日本人でした)とともに医師のカウンセリングを受けます。そこで、自分のお肌の悩みを伝えると、実際にお肌を観察した結果と予算から、必要な治療と価格を提案してくれます。その後、お会計を済ませてから施術に移ります。



筆者の友人はお肌が綺麗なので、スキンブースターは必要ないと言われていました。また、通訳をしているスタッフは日本人の方なので、説明もわかりやすかったです。
クリニックの滞在時間
筆者はスキンブースターとボトックスを受けました。待ち時間、カウンセリング、表面麻酔20分、施術等を経て、予約時間の60分後には友人とともにクリニックを出られました。
施術内容にもよりますので、大まかな目安として旅程を組む参考にしてみてください。
コミュニケーションについて
LINE予約、現地での受診ともに、言語面での不安は特にありませんでした。カウンセリングは、通訳の方が付き添ってくれますし、施術の際も日本語を話せるスタッフがサポートしてくれます。



筆者の施術を担当した医師は、基本的に韓国語のみでしたが、ところどころ日本語の単語で説明してくれました。
番外編 ー ダウンタイムの経過記録
先述したように、筆者はスキンブースターとしてリジュラン i ・シルファーム X ・ジュベルック、そしてボトックスを受けました。クリニックでは、明らかなダウンタイムは約2日間、完全な回復までは約1週間と説明を受けました。



それにしても、リジュラン i とジュベルックはかなり痛くて涙が止まらず、施術直後はもう二度とやらないと心に決めていました。最近になって、『一度乗り越えられたから大丈夫でしょ』ともう1人の自分が囁いてくるようになりましたが、まだ覚悟は決まっていません。


施術直後
顔はボコボコで、まるで殴られたような見た目でした(笑)マスクしていても術後感を隠しきれません。目元など皮膚の薄いところは内出血のような青みもあります。
施術後6時間後
施術直後に比べると腫れはマシになりましたが、まだマスクしていても腫れているのが容易にわかります。内出血による目元の青みも残っています。
施術後12時間後
腫れはほとんど引きました。目元の青みは消え、普段より少し浮腫んでいるかなというくらいです。マスクをしていれば隠しきれそうです。
施術後24時間後
腫れはすっかり引きました。気になるところを強いて言うなら、目元のむくみと、刺入部の一部が細かいシミのようにうっすら見えることくらいです。
施術後36時間後
目元のむくみもすっかり消えました。気になるところを強いて言うなら、刺入部の一部が細かいシミのようにうっすら見えることくらいです。
施術後48時間後
刺入部の跡が薄まってきました。日常生活に全く支障はありません。
結論
筆者の経過から考えると、施術当日は何も予定をいれないのが無難です。筆者の実体験では、施術翌々日に職場へ出勤しましたが、同僚には全く気づかれませんでした。このことから、施術翌々日には通勤や通学は全く問題なくできると言えるでしょう。周囲からの視線を気にしすぎない人であったり、重要な予定等でなければ、施術翌日でも普段通りに過ごせると思います。



ちなみに筆者は施術翌日、マスクをして普段通り都内に遊びに出かけていましたが、周囲の視線は感じませんでした。
おわりに
海外で医療を受けるのには誰しも抵抗があるかと思います。今回、筆者は美容医療を受けましたが、リスクとベネフィットを理解して決めるのはあなた自身です。この記事は、絶対に美容医療を受けるべきとおすすめするためではなく、あなたの行動選択の参考になればとの思いで執筆しておりますので、ご理解いただけると幸いです。




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