はじめに
河津桜はソメイヨシノよりも濃いピンク色の桜で、静岡県河津町をはじめとした伊豆が有名です。見頃は2月下旬から3月上旬と早咲きで、一足早い春の訪れを感じることができます。そんな河津桜ですが、東京都や神奈川県でも楽しむことができるスポットがあるので紹介します。
東武橋(東京都)

住所 | 〒131-0045 東京都墨田区向島1丁目32−12 |
アクセス | 東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅 半蔵門線 押上駅 |
東武橋は、東京ソラマチのすぐ外にあり、東京スカイツリーと河津桜のコラボを楽しめます。浅草寺からも数駅と近いので、観光ついでにお花見できます。最寄駅は、とうきょうスカイツリー駅(東武線など)や本所吾妻橋駅(都営浅草線)、押上駅(都営浅草線、東京メトロ半蔵門線など)です。
蔵前神社(東京都)

こちらでは、河津桜とミモザの春の共演を楽しむことができます。蔵前駅(都営浅草線など)からすぐなので、さきほど紹介した東武橋の河津桜や浅草観光とあわせて、今年度の締めくくりに参拝してみてはいかがでしょうか。
三浦海岸駅(神奈川県)

京急本線で都心から約90分、横浜から60分以内で行くことができ、駅を降りるとすぐ美しい河津桜がお出迎えしてくれます。三浦海岸駅から小松ヶ池公園にかけて、菜の花と河津桜の並木道が続きます。桜の期間は、三浦海岸桜まつりが開催され、公式SNSから開花状況を確認することもできます。みさきまぐろきっぷと合わせて行くのも楽しいです。廻転寿司 海鮮は人気店のひとつです。行く際は、整理券があるので先に取りに行き、近くの河津桜を眺めながら順番を待ちましょう。ぜひ三崎のマグロを味わってみてください。


三浦海岸駅前には時間貸しの駐車場がありますが、収容台数が少ないです。河津桜は駅前から楽しめるので、電車利用を強くお勧めします。
松田山ハーブガーデン

こちらでも、菜の花と河津桜のコラボが楽しめます。また、お天気が良ければ富士山も一緒に見ることができます。また満開の河津桜が作り出すトンネルを行く滑り台があるので、お子様連れの方にもおすすめです。
アクセスについては、いくつか注意点があります。
早朝に到着しない限りハーブガーデン駐車場に停めることはほぼ不可能で、松田郵便局近くの酒匂川河川敷にある桜まつり臨時駐車場に案内されます。そこから臨時バスが出ています。バスはSuicaでの支払いが可能です。この臨時バスはJR松田駅でも乗客を乗せる(後述)ため、臨時駐車場では、座席数分(約20席)の乗客しか乗車できません。
また、河津桜の時期には周辺道路が非常に混雑します。徒歩でも約15分で着くので、バスの待ち時間や渋滞を考慮すると到着時間はほぼ変わらないか、場合によっては徒歩の方が早いくらいです。
JR松田駅から臨時バスもしくは徒歩です。臨時バスは、臨時駐車場ですでに乗客を乗せて来ているので座ることはできず、満員の通路に乗車します。徒歩でも約10分で到着するので、ぜひ検討してみてください。
おわりに
このように、河津桜は東京都や神奈川県でも楽しむことができます。まだ寒さの残る時期ではありますが、日頃の疲れを癒しに、そして春を先取りしに出かけてみてはいかがですか。
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