はじめに
ロストバゲージなんて他人事だと思っていませんか?実は筆者もそうでした。しかし、ついに我が身に起こってしまいました。そこで、ロストバゲージした際のエアラインの対応について、リアルタイムで記事を更新していきます。
ロストバゲージとは
ロストバゲージ(英語: lost baggage)は、旅客機に搭乗する際に空港の出発カウンターで預けた手荷物(バゲージ)が行方不明(ロスト)となることである。
何らかの事情で荷物が積めずに、単に荷物の輸送が遅れている状態をディレイドバゲージとして区分することがある
Wikipedia

私は、SFC所持者のため、荷物が優先で出てくるはずですが、それでもロストバゲージしてしまいました。
ロストバゲージした要因
利用したのはターキッシュエアラインズ。トルコの航空会社です。筆者は、ターキッシュエアラインズでイスタンブール経由、カッパドキアへ向かう予定でした。イスタンブールでの乗継時間には、余裕を持って4時間確保していました。しかし日本からイスタンブールへ向かう飛行機が約3時間遅延し、カイセリ空港(カッパドキアの最寄空港のひとつ)へ向かう便への乗継に与えられた猶予はたったの45分。20分間走り続けて、なんとか自分『だけ』は、間に合いました。つまり、荷物は間に合わなかったのです。イスタンブール空港に置き去りにされてしまいました。今回のロストバゲージの要因は、乗継時間が短すぎることでした。



各航空会社のホームページには、国際線乗継には2時間以上あけるようにとの記載があります。ロストバゲージを防ぐためにも、必ず乗継には時間的余裕を持っておきましょう。
最終目的地の空港到着後
地上係員から「◯◯さんですか?バゲージはイスタンブール空港にあります。」と声をかけられました。地上係員の説明は以下のとおりです。
- なぜロストバゲージしたかはわからない。
- とりあえず書類を書いて。
- 次便(午前3時着)で荷物を届けるから、それまで待つか、あとで取りに来て。
- 荷物をホテルまで配送することはできない。オフィス(到着制限エリア内)は24時間あいているから、いつでも取りに来て。



AirTagをスーツケースに入れていたので、受託手荷物の場所を把握することができたことは不幸中の幸いでした。これだけでもかなり気が楽になりました。


これらの手続きをしている間に、もともと予約していたホテルへの送迎車がキャンセルされてしまい、タクシー(自己負担)でホテルへ向かうことに。



タクシーで向かうこと79km。1500TRY(トルコリラ)、日本円で約8,200円(1トルコリラ=5.43円で計算)しました(涙)送迎車だったら半額以下だったのに……。


翌日 荷物の受取へ
置き去りにされていた受託手荷物を取りに空港へ向かいます。オフィスは到着制限エリア内なので進入できません。航空会社の地上係員に経緯を説明し、オフィスの写真を見せても、たらい回しです。
そこで、到着出口を監視しているセキュリティの人に声をかけ、やっとオフィスの人に繋げてもらうことに成功。荷物を引き取りました。
帰国後の航空会社の対応
帰国翌日
ターキッシュエアラインズにメールでフィードバックしました。ロストバゲージしたことで、余分な負担(タクシー代)が発生したためです。
メールを送信した次の日、ターキッシュエアラインズから1週間以内に対応について連絡するとの返事がありました。
帰国から10日後
ターキッシュエアラインズから全く音沙汰がないため、日本オフィスに電話しました。すると、「担当部署である本国のオフィスに電話して」という素っ気ない対応。しかし、どうにか交渉した結果、日本オフィスから連絡してもらえることになりました。今日中に必ず折り返すとのことで電話は切れましたが、折り返しはありませんでした。
帰国から2週間後
やはりターキッシュエアラインズから連絡はありません。再度日本オフィスに電話し、特に引き継ぎもされていないことが判明したので、対応を依頼しました。



ターキッシュエアラインズへの問い合わせは、忍耐力がかなり試されます…。渡航の際は、こういったトラブルに見舞われる可能性も考慮した上で航空会社を選ぶ必要があると学びました。
おわりに
現在、ターキッシュエアラインズからの連絡待ちです。今後進展がありましたら順次追記していきます。


コメント