【2023年 冬】山形絶景巡り

【2023年 冬】山形絶景巡り

はじめに

冬の山形県といえば銀山温泉と蔵王の樹氷。この記事では、雪の絶景をつめ込んだ2泊3日プランを紹介します。なお、これらは私の実際の旅程をもとにしています。

1日目

お昼過ぎ
山形県に到着

山形県へは、山形新幹線あるいは山形空港が便利です。

移動
レンタカーを借りる

レンタカーは、4WDスタッドレスのものを選びましょう。除雪のためのブラシ、スコップ等があると便利です。基本的に道路は除雪がゆきとどいています。車なら、銀山温泉までは約1時間。道路は除雪作業等のため夜間通行止めになるうえ、雪の夜道は運転に危険が伴いますので、午後4時頃までには銀山温泉に到着するよう余裕ある計画を立てましょう。

メモ

往路と帰路で山形空港と山形駅をそれぞれ利用する場合は、レンタカーの乗捨が便利で効率的です。利用会社によって異なりますが乗捨料金は無料〜数千円です。

注意

降雪時に駐車する際は、サイドブレーキをかけず、ワイパーはあげましょう。サイドブレーキをかけると、ブレーキを固定するワイヤーが凍ってしまい、サイドブレーキが解除できなくなることがあります。

雪道の運転には消極的になってしまいがちです。しかし、誰もが「初めて」を経験して上達するのです。運転をしないと、慣れることは絶対にありません。銀山温泉と蔵王を結ぶ経路は、公共交通機関を利用すると倍以上の移動時間がかかります。私たちは雪国出身ではありませんが、この旅で人生の一大決心をしました。

午後
銀山温泉に到着

銀山温泉を散策しましょう。ほとんどの旅館では長靴や防寒具の貸出があります。

能登屋旅館前の赤い橋

「千と千尋の神隠し」の世界観を感じられることで有名で、写真スポットのひとつです。銀山温泉は町並みのどこを切り取っても画になります。

銀山温泉めいゆう庵

「はいからさんのカリーパン」が名物で芸能人も多数訪れています。カレーパンは小ぶりで小腹を満たすのにちょうどいいサイズです。なかには10個まとめて購入する人も。それほど愛されている商品です。

わもよう

こちらは、芸能人御用達のおみやげ「やみつきしみかりせん」があるお店。その他カフェメニューや食べ歩きフードもあります。なお、イートインスペースは1席しかないため、食べ歩きがおすすめです。

足湯

銀山川に面したところに足湯があるので、冷えた身体を足先から温めることができます。

夕方
旅館にチェックイン

私たちは藤屋に宿泊しました。こちらの旅館は、日本の有名建築家である隈研吾氏が設計しています。さらに温泉はすべて貸切。そんな、みなさんにもぜひ訪れてほしい藤屋について、こちらの記事で詳しく紹介しています。

銀山温泉旅館 藤屋

2日目

午前
蔵王へ移動

朝ごはんや温泉、散策など贅沢な時間を過ごしたら、蔵王へと向かいます。

銀山温泉から蔵王への所要時間は車で約1時間半。高速道路には、道中にパーキングエリアもあります。

午後
蔵王山頂に到着

蔵王ロープウェイで蔵王山頂へ移動します。
蔵王温泉街が晴れていても、山頂は吹雪になっていることも。蔵王山頂の天気を事前によく確認しておきましょう。

注意

蔵王山頂の気温は−10℃以上になることもしばしば。パウダースノーや樹氷を満喫するなら、スノーウェアの着用をお勧めします。また、晴れるとかなり眩しいのでサングラスも忘れずに持参しましょう。

蔵王山頂でランチ
レストラン山頂

こちらでは樹氷を眺めながら食事をすることができます。現金しか使用できないので注意してください。

午後5時頃
樹氷ライトアップ

日によっては、蔵王山頂駅周辺で夕方から樹氷のライトアップが開催されます。ナイトクルーザーでライトアップされた樹氷をめぐるツアーは、完全事前予約制です。

午後7時頃
旅館に到着

温泉やお食事を楽しみましょう。また、旅館によっては長靴の貸出があります。

3日目

前日に吹雪などで樹氷を鑑賞できなかった場合には、樹氷リベンジを。
また、蔵王の近くには秘境スポットである仙人沢があります。訪れる際はよく下調べをして、ガイドをつけるなど雪山準備を万全にし、安全性の確保に最大限努めましょう。

食事
赤湯からみそラーメン – 龍上海
赤湯からみそラーメンと赤湯ラーメン

龍上海は、山形空港や山形駅近くにあるラーメン屋さん。辛味噌といっても、後味でほんのり辛みを感じる程度なので、辛いものが苦手な人でも美味しく味わうことができます。

帰路
レンタカー返却

時間に余裕を持ってレンタカーを返却し、帰路につきます。

山形空港を利用する場合、空港にはレストランが一つしかありません。定休日が事前に告知されているため、ホームページ等で営業時間を確認しておきましょう。また、保安エリアにはショップがないので、必要な買い物は出発ロビーで済ませましょう。

おわりに

冬の山形は魅力がたくさん。寒さ対策を抜かりなく行い、雪が織りなす絶景に会いにいきましょう。

この記事の内容は執筆当時のものです。最新情報はご自身で確認してください。

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